「クロスボウ」カテゴリーアーカイブ

高価なクロスボウほど壊れにくい?

価格が高いほど頑丈?

高価なクロスボウほど丈夫な造りになっていそうと
思われがちですが、実際はそうではありません。
矢を発射するときの衝撃がくる主な部分はボウユニットになります。
ボウユニットの中央部や弦と擦れる部分は、それ相当の丈夫な造りですが、
その他の部分は思っているほど頑丈ではありません。
強度よりも、軽量化の対象となっているようにも思えます。

どんなときに壊れるの?

通常の使用方法では壊れないですが、使い方を間違えたり
独自の使用方法やカスタマイズなどをすることで壊れることがあります。

頑丈なクロスボウはないの?

高価なほど高威力になる傾向はあります。
威力を求めるのであれば、価格で選ぶのは大きな間違いではないですが、
頑丈かどうかはクロスボウの価格には関係ありません。
クロスボウの扱い方次第では、どのクロスボウも壊れます。
威力があればあるほど、一度のミスで壊れるかと思います。
但し、弦やケーブルが切れる程度でしたら、消耗品ですので、交換すれば再び利用できます。

当店からのご案内

クロスボウを初めて使用する方は、1度は壊したりするものなので
いきなり高級な機種ではなく手頃な機種から使用することを当店ではお勧めしております。

コッキングメカが非対応のクロスボウ(150A2)に、コッキングメカを取付けた例

愛知県のお客様T様より頂いたコッキングメカの改造取付写真です。
かなり興味のある写真かと思います。
もともとコッキングメカは取り付ける機種が限定されていますのでその他の機種に取り付けるにはどうしても加工が必要となってきます。
今回、150A2に加工して150A4用のコッキングメカを取り付けられました。
またその加工風景の写真をいただきました。
T様本当に有り難うございます。
取り付けてみようと思う方の励みになると思います。
写真を順番に掲載しています。
また、T様は自宅に射撃スペースまで持っています。非常に羨ましい限りです。
一緒にお送りいただいた写真も掲載させていただきます。
※画像を押すと拡大します。

1.加工風景

2.完成写真

テンポイント社製クロスボウのボウユニットに、弦やケーブルはどのように張られているのかな?

クロスボウのメンテナンスを行う際に
リカーブタイプで弦を外した後に取り付けに迷うことはありませんが、
コンパウンドタイプでは、いざ弦とケーブルを外した後にあれ?どう付いてたかな?っと一瞬分らなくなることがあります。
そんな方のためにボウユニット(弓部)の滑車付近の写真を掲載いたします。
もし分らなくなったときに、参考になりましたらうれしい限りです。
前回は、PerfectLine社製クロスボウでしたが
今回は、テンポイント社製クロスボウです。
写真に載せてあるクロスボウは、「テンポイントCLS-S」です。(生産完了モデル)
大まかな構造は似ておりますが、クロスボウの機種により違いがあります。

※画像を押すと拡大します。

1.上からの視点

2.上からの視点(拡大)

3.下からの視点

4.下からの視点(拡大)

クロスボウのボウユニットの構造って複雑ですね(185ポンドコンパウンド)

クロスボウのメンテナンスを行う際に
リカーブタイプで弦を外した後に取り付けに迷うことはありませんが、
コンパウンドタイプでは、いざ弦とケーブルを外した後にあれ?どう付いてたかな?っと一瞬分らなくなることがあります。
そんな方のためにボウユニット(弓部)の滑車付近の写真を掲載いたします。
もし分らなくなったときに、参考になりましたらうれしい限りです。
写真は、PerfectLine社製の最強クロスボウです。(生産完了モデル)
大まかな構造は似ておりますが、クロスボウの機種により違いがあります。
ケーブルが傷んで交換前の商品です。ほつれていますが気にしないでください。
※画像を押すと拡大します。

1.上からの視点

2.上からの視点(拡大)

3.下からの視点

4.下からの視点(拡大)

デザートホークの組立を行うには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
リカーブクロスボウの中で最も重いドローウェイトのあるデザートホークは、購入時から、すでに弦が張られているため、初回の組立は簡単です。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
デザートホークのメンテナンスに関しては、専用の機械が必要となりますので、ご自分で解決しようとすることは難しいです。
当店で購入したクロスボウの場合、ボウユニット(弓部)だけを送って頂ければ、弦の交換が対応できます。※送料や交換品などはお客様負担です。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
※組立画像を押すと拡大します。

1.組立の部品です。

2.ボウユニットと本体をドッキングさせます。

3.ボウユニットとクロスボウ本体をボルトで固定します。

4.ボルトが緩まないように裏のネジを締めます。

5.先ほど締めた両側のボルトを緩めます。

6.フットスティラップを挿入し、緩めたネジを再度締めて固定します。


本体は、これで完成です。

7.クイーバーの取り付け部材を本体に取り付けておきます。

8.ちなみにこの部品はこの機種では使いません。(なら入れるな!って話ですね)

9.クイーバー側も取り付け部材をビスでとめます。

10.これでクイーバーが取り付けできました。

取り付けは形状を良く見て挿入し、時計回りにまわして取り付けます。

11.ショルダーベルトを取り付けます。

取り付け部品が既についているので楽です。
取り付け部材を横に押すようにしてずらします。押してもずれない場合はネジを部分を回してください。

12.取り付け穴に通します。

13.取り付けたらギザギザのつまみを回して外れないようにします。

テンポイント社製クロスボウの組立例

コンパウンドクロスボウで組立の依頼がありますが、リカーブクロスボウとは異なり
すでに弦が弓に張られていますので、組立ができる方が多いです。
ここではテンポイント社製コンパウンドクロスボウの組立を紹介いたします。
一部のクロスボウにしか付属されないダンパーや安全カバーの取付手順を記載しております。
参考程度にご覧ください。
※組立紹介に使用しているクロスボウは、生産完了しているモデルです。
組立は単純な作業ですが、2人で行うことでスムーズにできるかと思います。
※組立画像を押すと拡大します。

1.組立準備

下記のような部品があります。

2.ダンパー類の取付

ダンパーとは、矢の発射時の衝撃を和らげるものです。
(1)アローテンション部への取付。
(2)弓部へ取付。

(3)本体部へ取付。
まず、ケーブルセーバーを弦に固定させる。
ケーブルセーバーを本体に差し込む。
続いて、ダンパーも差し込む。
ボウユニット(弓部)を固定する。

3.クイーバーの取付

(1)クイーバーのアタッチメントを取付ける。

(2)クイーバーを取付ける。

4.安全カバーの取付

安全カバーを取り付けることで、手がレール上に上がるのを防いでくれます。

5.完成

バーネット社製クロスボウの組立を行うには(Buck Commander)

コンパウンドクロスボウで組立の依頼がありますが、リカーブクロスボウとは異なり
すでに弦が弓に張られていますので、組立ができる方が多いです。
ここではバーネット社製コンパウンドクロスボウ「Buck Commander」の組立を紹介いたします。

※すでに生産完了しているモデルです。
組立は単純な作業ですが、2人で行うことでスムーズにできるかと思います。
※組立画像を押すと拡大します。

1.組立準備

下記のような部品があります。

2.クイーバー用アタッチメント取付

クイーバーとは、矢を収納するものです。
(1)元々付いている取り付け部分のネジを外します。本体の裏側にあります。
(2)クイーバー用アタッチメントを本体前方からスライドさせながら差し込みます。その際、きちんと溝に入れます。なお、ボウユニットを付けた後からでは、差し込むことが出来なくなります。
(3)先ほど外したネジで止めます。

3.ボウユニットの取付

(1)ボウユニットを本体に挿入します。弦とケーブルの通す位置に注意してください。ケーブルスライダー(またはケーブルセーバー)はありません。
(2)マウントスクリューでボウユニットを固定します。

4.クイーバー本体の取付

斜めから回転させるように取り付けます。形状を良く見て取り付けてください。
慣れると簡単に脱着出来ます。

5.完成

完成です。完成写真を撮るのを忘れていました・・・

ACUドロー装置のコッキングしすぎ防止ハンドル

1.ACUドロー装置とは

当店取扱いのテンポイント社製クロスボウにはACUドロー装置が装備されている機種がほとんどです。
ACUドロー装置があると、釣りのリールのようにハンドルを回すことで、コッキングができます。
徐々に、弦が引っ張っていくので、1回のコッキングに時間がかかりますが、楽にコッキングすることが可能になります。

2.新しいACUドロー装置のハンドルについて

2018年モデルから、コッキングしすぎを防止するハンドルが登場したそうです。
通常、コッキングしすぎてしまうとACUドロー装置などが破損してしまうようでして、
それを防止するハンドルが下記になります。
2種類のハンドルがありまして・・・
・赤色 通常のACUドロー装置のみ対応
・黒色 通常のACUドロー装置とACUドローPRO装置に対応
恥ずかしながら、通常とPROの違いは不明ですが、
PROが搭載している機種は、上位モデルが多いようです。

180折りたたみ式クロスボウの組立を行うには(WW-180)

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここでは130ポンドリカーブクロスボウ 折りたたみ式(WW-180)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人以上で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

(1)弓(リム)を開くと下図のようになります。この状態でネジ止めをするだけです。
(2)下図は、マウントスクリューで固定するときのパーツの順番になります。
(3)マウントスクリューをクロスボウ本体に通して最後にスプリングワッシャ・ナットを入れます。
(4)付属のレンチでしっかり締め付けます。供回りする場合は反対側のナットにメガネレンチなどをかませて締めこみます。
(5)弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

3.弦を張る

弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
参考ページ
※弓を折らないようご注意ください。

4.完成

完成です。

150ポンドコンパウンドクロスボウの組立を行うには(WW-150A4)

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
コンパウンドクロスボウは、購入時から、すでに弦が張られているため、初回の組立は簡単です。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
コンパウンドクロスボウのメンテナンスに関しては、専用の機械が必要となりますので、ご自分で解決しようとすることは難しいです。
当店で購入したクロスボウの場合、ボウユニット(弓部)だけを送って頂ければ、弦やケーブルの交換が対応できます。※送料や交換品などはお客様負担です。
ここでは150ポンドコンパウンドクロスボウ(WW-150A4)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

(1)ケーブルセーバー(ケーブルスライダー)をケーブルにつけます。
(2)ケーブルセーバーを本体に入れながら、本体とボウユニットをドッキングさせます。
(3)弦は上に回して、ケーブルをこの隙間から弓を入れます。
(4)弓を取付しました。
(5)ワッシャーを通したボルトで本体とボウユニットを固定します。

3.フットスティラップの固定

フットスティラップ(足掛け)を取り付けます。写真の両側のネジを緩めてから挿入します。
向きを間違えないように気をつけてください。しっかり奥まで挿入したらボルトを再びしめて固定します。

4.リアサイトの固定

リヤサイトを取り付けます。スライドさせて押し込みます。

5.フロントサイトの固定

(1)次はフロントサイトの取り付けです。ネジにワッシャーを通して準備します。
(2)先ほど準備したボルトで本体にサイトの土台を取り付けます。
サイトの部品も写真を参考にして取り付けてください。
(3)写真を参考に同じ様に取り付けます。
サイトの調整は実際に試射しなければ分りませんのでここでは位置は適当でよいです。
(4)実際に持ってみて持ち手の位置を調整し六角レンチで固定します。

6.完成

完成です。