120ポンドクロスボウの組立を行うには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここではフルサイズの中でもポンド数が低い120ポンドクロスボウ(WW-120)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.フットスティラップの固定

(1)フットスティラップ取り付けのため写真のネジを緩めます。反対側にもあります。
(2)写真のネジは完全に外しここにフットスティラップを取り付けます。反対側にもあります。
(3)隙間から挿入しネジ穴にあわせます。
(4)外したネジを完全に締め付けます。4本とも締め付けます。
取り付け完了です。

3.弓の固定

(1)マウントスクリュー側から、メタルパッド、ラバーパット、弓、ラバーパットの順に並べて、本体の取り付け部に挿入します。
(2)なるべく弓のセンターで固定するように、マウントスクリューを締め付けていきます。

4.弦を張る

片側に弦をかけて弓を大きく曲げて弦をかけます。出来れば2~3人で作業したほうが良いです。
※片側だけ大きく曲げすぎると弓が折れますので注意が必要です。

5.完成

完成です。

80A4シリーズやコブラなどのピストルクロスボウを組み立てるには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここではWW-80A4ALを例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

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組立は単純な作業で、弦を張る際には2人で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

(1)上からメタルパッド、ラバーパット、弓、ラバーパットの順で並べて本体の取り付け部に挿入します。
(2)綺麗にセットできたらマウントスクリューを締め付けていきます。
緩みがないようしっかり締め付けます。
(3)ラバーパットやメタルパッドが締め付け時に著しくずれる場合は隙間になにか支えを入れて締め付けてください。
写真ではマイナスドライバーをいれていますが、出来ればリムに傷が入らないようなものの方が理想です。あくまでもラバーパット・メタルパットが動かないようにするだけですのでリムにははさまないようにしてください。

3.リムチップを挿し込む

弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

4.弦を張る

弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
参考ページ
※弓を折らないようご注意ください。

5.完成

完成です。

80ポンドピストルクロスボウの組立を行うには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここではWW-80A3を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。
※WW-80A3は、モデルチェンジしており、組立画像に写っている80A3は旧モデルです。

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組立は単純な作業で、弦を張る際には2人で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

(1)上からメタルパッド、ラバーパット、弓、ラバーパットの順で並べて本体の取り付け部に挿入します。
(2)綺麗にセットできたらマウントスクリューを締め付けていきます。
緩みがないようしっかり締め付けます。
ラバーパットやメタルパッドが締め付け時に著しくずれる場合は隙間になにか支えを入れて締め付けてください。

3.リムチップを挿し込む

弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

4.弦を張る

弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
※弓を折らないようご注意ください。
今回はバレルがアルミ製ですので、以前紹介した裏技で弦をかけてみます。


5.フットスティラップを付ける

足をかける部品フットスティラップを取り付けます。
止め具を一度外し広げて穴に差し込んで止め具を戻します。

6.完成

完成です。

50ポンドピストルクロスボウの組立を行うには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここではWW-50A2を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。
※WW-50A2は、モデルチェンジしており、組立画像に写っている50A2は旧モデルです。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

弓と押さえのゴム部品を入れて、「マウントスクリュー」を締めていきます。
弓が中央に来るように形状を見ながら調整してください。

3.リムチップを挿し込む

弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

4.弦を張る

ピストルクロスボウは一人が写真のように弓を曲げてもう一人(女性や子供でも)が弦をかけるといった作業要領で行います。
弦を引くシルバーの部分にあまり大きな負荷がかからないように注意してください。

5.完成

慣れた方なら5分程度で完成です。

弦を張るときに、ねじった方が良い?

お客様が組み立てたクロスボウを拝見させていただいた際に異様に弦をねじって取り付けている物があります。
個々の考えがあるため余計な指摘はしませんが、とにかくねじった方がよいと勘違いされている方もいらっしゃるようです。
これはおそらくスポーツアーチェリーなどをしている方がねじりをいれて弦を組むためだと思いますが、クロスボウも一概に同じとは言えません。
アーチェリーとは弦の長さが全く異なりますし、アーチェリーの弦はもともとねじった上での長さで適合するように設計されています。
クロスボウではむしろねじりすぎにより弦が切れやすくなることもあります。
各メーカーの組立済みクロスボウ(新品)を実際に見てみると・・・
PerfectLine → ほぼねじりなし
ManKung → ほぼねじりなし
テンポイント → 若干のねじりあり
バーネット → 若干のねじりあり ※機種によってはほとんど無し
以上のように、メーカーからの出荷時から大きくねじりを入れているものはありません。
↓画像を押すと拡大します。

結論

全くねじりを入れないより多少入れたほうが弦のかかる負担が分散されよいと思いますが、150ポンドクロスボウで耐久性を見たところ全くねじっていないものより多くねじったものの方が早く切れてしまいました。もちろん弦の個々の耐久性品質のバラツキが考えられますので何十回も試さなくては分らない部分もありますが、ねじりすぎは弦が短くなり弦自体に大きな負担がかかり寿命を縮める可能性があることは間違いなさそうです。

目安

50・80ポンドで最大6回程度(右側3回、左側3回)。
150ポンドクラスの長い弦でも最大10回程度(右側5回、左側5回)にとどめておいた方がよいかもしれません。

弦を一人で張るには(裏技編)

クロスボウの組立またはメンテナンスで一番苦労するのが弦を張る作業です。

本ページ記載の組立方法について

ここでは通常、一人ではなかなか難しい弦をはる作業を短時間で行う裏技を紹介します。
ただし、本来の方法ではありませんので行い方によっては弦や弓を破損する可能性も十分考えられます。
そのため、自己責任での作業でお願い致します。
コツを掴むことで、破損する可能性はほぼありません。また弦の脱着が簡単にできます。

同様に両弓を荷締めベルトで締める方法もありますが、それよりも手軽で早く片弓を自重で曲げるので弦の取り付け具合を調整しながらできます。

注意事項

通常は、弓を両方均一に曲げながら弦をかけますがこの方法は片側ずつ曲げます。したがって限度が分らず必要以上に曲げると弓が折れます。慣れるまでは十分な注意が必要です。
1、本体がアルミのクロスボウでのみ行えます。プラスチックのクロスボウは本体が曲がりますので行わないでください。
2、弦を強い力で弓を固定しますので使用する道具によっては危険な場合があります。
3、弓を強く曲げすぎると破損する可能性があります。少しずつ曲げながら最小限で試してください。
4、通常の組立方法より手軽で簡単に一人でできますが、破損のリスクも大きくないまります。そこは肝に命じて自己責任でお願い致します。
5、ラジェット式の荷締めベルトが1本必要です(100円ショップで取り扱っている商品でもご利用できます)

組立手順

1.付属の説明書などを参考にして、弓の取り付けまでを行います。
弓を取り付けたクロスボウの片弓に荷締めベルトをつけてストックの後ろを通し反対側に固定し少しずつ弓を曲げていきます。
曲げすぎると弓が折れます!ご注意ください!
2.弦を引っ張るとこの位置くらいに来るまで弓を曲げます。
これ以上片弓だけ曲げるのは危険です。また、弓をかけているベルト(ここでは黒い紐をつけていますが)の中を通して弦を持ってきます。これを通さないと後でベルトが抜けません。注意が必要です!
3.弦を通したままクロスボウを持ち、荷締めベルトで締めている方と反対側の弓を床に押し付けます。
床が滑りやすい場合はゴムパットを敷くなどすべりにくい対策をしてください。また床に強い力で押し付けますので床に傷や凹みが出来る可能性がありますので注意してください。反対側の弓に体重をかけながら少しずつ曲げていきます。
4.弦が届いたら反対側の弓にかけます。
そしてゆっくり体重をかけている弓を戻していきます。これでもう弦はかかりました。
5.弦を通しているのでベルトを外したらこれを抜くだけです。


6.完成です!