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バーネット社製クロスボウの組立を行うには(Buck Commander)

コンパウンドクロスボウで組立の依頼がありますが、リカーブクロスボウとは異なり
すでに弦が弓に張られていますので、組立ができる方が多いです。
ここではバーネット社製コンパウンドクロスボウ「Buck Commander」の組立を紹介いたします。

※すでに生産完了しているモデルです。
組立は単純な作業ですが、2人で行うことでスムーズにできるかと思います。
※組立画像を押すと拡大します。

1.組立準備

下記のような部品があります。

2.クイーバー用アタッチメント取付

クイーバーとは、矢を収納するものです。
(1)元々付いている取り付け部分のネジを外します。本体の裏側にあります。
(2)クイーバー用アタッチメントを本体前方からスライドさせながら差し込みます。その際、きちんと溝に入れます。なお、ボウユニットを付けた後からでは、差し込むことが出来なくなります。
(3)先ほど外したネジで止めます。

3.ボウユニットの取付

(1)ボウユニットを本体に挿入します。弦とケーブルの通す位置に注意してください。ケーブルスライダー(またはケーブルセーバー)はありません。
(2)マウントスクリューでボウユニットを固定します。

4.クイーバー本体の取付

斜めから回転させるように取り付けます。形状を良く見て取り付けてください。
慣れると簡単に脱着出来ます。

5.完成

完成です。完成写真を撮るのを忘れていました・・・

180折りたたみ式クロスボウの組立を行うには(WW-180)

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここでは130ポンドリカーブクロスボウ 折りたたみ式(WW-180)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人以上で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.弓の固定

(1)弓(リム)を開くと下図のようになります。この状態でネジ止めをするだけです。
(2)下図は、マウントスクリューで固定するときのパーツの順番になります。
(3)マウントスクリューをクロスボウ本体に通して最後にスプリングワッシャ・ナットを入れます。
(4)付属のレンチでしっかり締め付けます。供回りする場合は反対側のナットにメガネレンチなどをかませて締めこみます。
(5)弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

3.弦を張る

弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
参考ページ
※弓を折らないようご注意ください。

4.完成

完成です。

150ポンドリカーブクロスボウの組立を行うには(WW-200A1)

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
WW-200A1は、購入時から、すでに弦が張られているため、初回の組立は簡単です。
(WW-200A2、WW-200A1ACも同様)
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここでは150ポンドリカーブクロスボウ(WW-200A1)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人以上で行います。
今回の機種は、すでに弦が張られている状態ですので、弦を張る説明は触れておりません。
※組立画像を押すと拡大します。

1.組立手順

(1)弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。
(2)弓を取り付けるため、元々付いているボルト外します。
(3)反対側もボルトを外すとこのように弓が下から入れられるようになります。
(5)弦は上に回して弓をこの隙間から弓を入れ、マウントスクリューで固定します。
(5)ラバーパットを、メタルパットと弓を固定するパーツに、それぞれ貼り付けておきます。
(6)フットスティラップ(足掛け)を取り付けます。
(7)両側2本ずつボルトを止めます。
(8)先ほどラバーパッドを張ったメタルパーツを弓を挟むようにいれます。
(9)マウントスクリューを締めこんで弓を固定します。
(10)フロントサイトは最初から付いていますのでリヤサイトのみ取り付けます。スライドして押し込むだけです。
(11)完成です。

150ポンドリカーブクロスボウの組立を行うには(WW-150A2)

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここでは150ポンドリカーブクロスボウ(WW-150A2)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人以上で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.フットスティラップの固定

2本のネジで取り付けます。

3.弓の固定

(1)WW-150A2のラバーパットには両面テープが付いています。これを剥いでメタルパットと本体に接着します。
※両面テープがついてない場合があります。
(2)メタルパットの裏面(くぼみのない方)にラバーパットを貼り付けます。
(3)本体にもラバーパットを貼り付けます。
(4)弓の上下の向きに注意して、マウントスクリュー側から、メタルパット、ラバーパット、弓、ラバーパットの順に、本体取付部に弓を挿入し、マウントスクリューで固定します。
(5)弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。

4.弦を張る

弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
参考ページ
※弓を折らないようご注意ください。

5.完成

完成です。

120ポンドクロスボウの組立を行うには

組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここではフルサイズの中でもポンド数が低い120ポンドクロスボウ(WW-120)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。

↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。

1.弓の取付け準備

弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。

2.フットスティラップの固定

(1)フットスティラップ取り付けのため写真のネジを緩めます。反対側にもあります。
(2)写真のネジは完全に外しここにフットスティラップを取り付けます。反対側にもあります。
(3)隙間から挿入しネジ穴にあわせます。
(4)外したネジを完全に締め付けます。4本とも締め付けます。
取り付け完了です。

3.弓の固定

(1)マウントスクリュー側から、メタルパッド、ラバーパット、弓、ラバーパットの順に並べて、本体の取り付け部に挿入します。
(2)なるべく弓のセンターで固定するように、マウントスクリューを締め付けていきます。

4.弦を張る

片側に弦をかけて弓を大きく曲げて弦をかけます。出来れば2~3人で作業したほうが良いです。
※片側だけ大きく曲げすぎると弓が折れますので注意が必要です。

5.完成

完成です。

弦を一人で張るには(ベルト編)

一般的な方法ではないですが、一人で弦を貼る事ができます。

リカーブフルサイズクロスボウの場合

リカーブフルサイズクロスボウの組み立ては単純ですが、唯一弦を弓にかける作業が非常に苦労します。
ベルトを外す際に怪我をしないように十分注意してください。
リムの両端にベルトをかけてストックへ写真のように回して締め上げていきます。
そのまま締め上げると片弓に負担が大きくなりますのでベルトずらしながら少しずつ締めていきます。
写真ではフックをそのままかけていますが、できればリムに傷がつかないようにベルトを回したり、クッション性の良いものをはさみこむようにしてください。
あとは弦が届くまで締めてから弦を取り付けて外せば完成です。

ピストルクロスボウの場合

ピストルクロスボウも補助弦がないため同様の方法で取り付け可能です。
写真は「ManKung社製 ピストルクロスボー80A4AL 80ポンド コッキング 160FPS
そのままではベルトが長すぎるためリムに巻きつけています。
外したときにちゃんとベルトが取れるように考えてセットしないと後で泣きます。
少し締め付ければほら!もう弦が届きます。
ベルトもちゃんと取れました。

クロスボウをコッキングする際、なぜか弦がかからない

組み立てたけど弦を思いっきり引いても弦が最後まで行かない・・・
購入時そういった経験をしたことがある人は多いと思います。

これって、どんな状態?

力がないだけで引けないこともありますが、よく見ると写真の部分がこのような形状になっていることがあります。

(画像をクリックすると拡大します)
これをみて不良品????と思う人はなかなか鋭いですが実はそうではありません。
購入時初回や発射後に写真のような状態になることがあります。
このままでも引けますが、この状態ですとかなり固くなっているので引くのが大変な場合があります。

対処方法

購入時初回一回は行った方が良い方法です。
柄の細いドライバーなど固く細い棒状のものを準備します。
これを写真のように隙間に入れます。

(画像をクリックすると拡大します)
トリガーのロックである、
「安全装置」を「解除」にしてドライバーを上に引き上げます。
※通常は安全装置を「前(FIRE)」にすると解除になります
※2014年より安全装置を解除しなくてもコッキングできる機種が出てきています(最下部参照)
カチャンとドライバーが通過すれば終わりです。

弦が通過するのが楽になります。

機種によっては

「安全装置を解除してからコッキングする」事が主流でしたが、2014年あたりから「安全装置の解除をせずにコッキングできる機種」が出てきています。
PL(PerfectLine、PoeLang)社製のジャガークロスボウが徐々に「安全装置の位置に関係なくコッキングできる」タイプになっているようです。
このタイプの場合、弦をコッキングする前には「安全装置自体が動かない」です。
※コッキング前にはトリガーが引ける(将来仕様変更になる場合があります)
弦が正常にコッキングされれば自動的に安全装置がロックされます。
※安全装置がロックされるとトリガーは動きません
※矢を装着せずに発射行為をする「空撃ち」は絶対になさらないでください
2014年時点ではまだまだ「安全装置を解除してからコッキング」するタイプが多くありますが、新タイプのような場合もありますので、弦のコッキング前に安全装置が動かないと慌てる必要はございません。