替え弦の選び方
当店では、クロスボウの弓に装着しているひも状の矢を押し出すための消耗品を「替え弦」と呼んでおります。
クロスボウで楽しんでいますと、必ずいつか「替え弦」を交換する必要がでてきます。
その際、どの替え弦を選べばいいのかをご案内いたします。
当店取り扱いのクロスボウに限っての選び方になりますので、予めご了承ください。
リカーブクロスボウ
リカーブクロスボウとは、弓に滑車がついていないタイプのクロスボウです。
4万円を切るクロスボウは、ドローウェイトのポンド数で、替え弦を選ぶことが多いです。
ドローウェイトは商品名に含まれています。
下記の対応表に記載のない機種は、「その他」をご覧ください。
例)PerfectLine社製 クロスボーWW-150A2 150ポンド アルミストック 210FPS
対応の替え弦は、「クロスボウ用 替え弦 130ポンド・150ポンド用」です。
対応表
替え弦 |
機種名 |
クロスボウ用 替え弦 ピストル 50ポンド用 |
ピストルクロスボウ 50ポンド全般 |
クロスボウ用 替え弦 ピストル 80ポンド用 |
ピストルクロスボウ 80ポンド全般 |
クロスボウ用 替え弦 強化弦 ピストル80ポンド用 |
ピストルクロスボウ 80ポンド全般 |
クロスボウ用 替え弦 60ポンド・120ポンド用 |
PerfectLine社製 クロスボー 120ポンド(全種) |
クロスボウ用 替え弦 130ポンド・150ポンド用 |
PerfectLine社製 130ポンド クロスボー180折りたたみ(全種)
ManKung社製 クロスボウ160 130ポンド(全種)
ManKung社製 クロスボー150A1 150ポンド(全種)
PerfectLine社製 クロスボーWW-150A2 150ポンド(全種)
PerfectLine社製 ジャガークロスボウ 150ポンド(全種)
ManKung社製 クロスボー150A1H 150ポンド ハンドタイプ
ManKung社製 クロスボー200A1 150ポンド(全種)
ManKung社製 クロスボー200A2 150ポンド
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クロスボウ用 替え弦 175ポンドジャガー用 |
EK-Archery社製 ジャガークロスボウ 175ポンド(全種)
PerfectLine社製 ジャガークロスボウ 175ポンド(全種)
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コンパウンドクロスボウ
コンパウンドクロスボウは、弓に滑車が付いているクロスボウです。
リカーブクロスボウのように「ドローウェイトのポンド数から探せる替え弦」は下記の対応表に載っているクロスボウのみです。
下記の対応表に記載のない機種は、「その他」をご覧ください。
対応表
替え弦 |
機種名 |
クロスボウ用 替え弦 150ポンド コンパウンド用 |
PerfectLine社製 クロスボーWW-150A4 150ポンド(全種)
ManKung社製 クロスボー250A1 150ポンド スーパー250(全種)
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その他
上記のリカーブクロスボウ、コンパウンドクロスボウの対応表に載っていないクロスボウについては、ドローウェイトのポンド数で探すのではなく、機種名や商品コードから探します。
バーネットやテンポイントのクロスボウ全般が該当します。また、ManKungやPerfectLine、EK-Archeryのクロスボウでも一部該当します。
例)EK-Archery社製クロスボウ デザートホーク 225ポンド 330FPS
対応の替え弦は、「クロスボウ用 替え弦 デザートホーク225用」です。
対応表
替え弦 |
機種名 |
クロスボウ用 替え弦 COBRA SYSTEM(R9,ADDER,RX)用 |
EK-Archery社製 COBRA SYSTEM R9 90ポンド 240FPS
EK-Archery社製 COBRA SYSTEM ADDER 130ポンド 270FPS
EK-Archery社製 COBRA SYSTEM RX 130ポンド 230FPS
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バーネットクロスボウ用替え弦 【機種名】 |
バーネット社製クロスボウ全般が、機種(機種名)により替え弦が用意されている
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テンポイントクロスボウ用 替え弦 【商品コード】 |
テンポイント社製クロスボウ全般が、機種(商品コード)により替え弦が用意されている
|
対応する替え弦が無い場合
当店でご購入いただいたクロスボウに限り、自社で替え弦をご用意できる場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
TEL:0978-38-7038
まとめ
バーネット社製のクロスボウは、機種名で対応する替え弦を探し、テンポイント社製のクロスボウは、商品コードで対応する替え弦を探せます。
ManKungやPerfectLine、EK-Archery社製のクロスボウに関しては、「ドローウェイトのポンド数」または「機種名」で探せます。
どの替え弦が対応しているのか、分からない場合は、当店にお問い合わせ下さいませ。当店で取り扱っている商品に限りますので予めご了承ください。
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滑車の原理を利用して、フルサイズクロスボウのコッキングをする際の重さを、通常の約半分にしてくれるコッキング紐。
素手でコッキングが厳しい人はもちろん、素手でコッキングができる程の力がある人も、手の疲れや腰への負担軽減の為に使用する人が多いです。
しかし、コッキング紐を使用してもコッキングができない・・・
という状態になった事はありませんか?
コッキング紐を使ってもコッキングができない場合、考えられる原因は2つあります。
一つは、力(勢い)が足りておらず、最後まで弦を引けていない可能性。
もう一つは、コッキング紐と安全装置のレバーが干渉して安全装置が後ろ側の「SAFE」に動き、コッキングができなくなっている可能性です。
コッキング紐を使用していても力が足りていない場合は、ポンド数の小さいクロスボウから始め、徐々にグレードアップしていく。また、どうしても最初からポンド数の大きいクロスボウを使用したい場合は、まずは筋トレ等、筋力を向上させることから始めなければなりません。
また、力はあるがコッキングできない時は、コッキング紐と安全装置の干渉が原因である事が多いです。そこで、今回はコッキング紐と安全装置のレバーが干渉してしまい、コッキングができない場合について記載します。
干渉が発生する原因と対策
干渉する原因
コッキング紐と安全装置のレバーが干渉する原因として多いのは、コッキング紐のフック部分を最初からクロスボウ本体に近い場所に引っ掛けている、もしくは弦を引くスピードが遅い事が挙げられます。
写真のように、安全装置のレバー(赤丸部分)が出っ張っているタイプの場合、コッキング紐のフック部分とクロスボウ本体の間に隙間がない状態でコッキングを行うと干渉が起きやすいです。
対策
・コッキング紐のフック部分を掛ける位置を調整する
コッキング紐とクロスボウ本体の間に隙間がない状態だと、コッキング紐を引いたときに、コッキング紐のフック部分が安全装置に干渉してしまいます。それを避けるためには、コッキング紐のフック部分とクロスボウ本体の間にスペースがあることが重要です。
コッキング紐を使用する際は、コッキング紐のフック部分をクロスボウ本体から少し離れた位置に掛けるようにしましょう。
・弦を引くスピードを速くする
クロスボウ本体から少し離れた位置でコッキング紐のフック部分を弦に掛けても、弦を引くスピードが遅い場合、コッキング紐を引くうちに弦を引っ掛けているフック部分がクロスボウ本体(安全ロック付近)に寄っていき、安全装置のレバーへの干渉が起こる事が多いです。
また、弦をゆっくり引いてコッキングを行うと、素早くコッキングを行う時よりも力を使う時間が伸びて疲れやすくなるので、コッキングを行う際は、最後まで一気に引き上げましょう。
まとめ
コッキング紐と安全装置が接触する場合の対処法
・コッキング紐の金具を弦に掛ける際に、本体から少し離れた場所に掛ける。
・弦を引っ掛けている金具が安全装置に寄ってしまう前にコッキングを完了させる(コッキングを素早く行う)。
上記2つを心掛けても、コッキング紐のフック部分と安全装置のレバーが干渉してしまう場合は、コッキングの際にどのタイミングで干渉しているか、他の人に見てもらい、引き上げる速度や両手の位置などを試行錯誤しましょう。
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ポンド数の変更は可能か?
150ポンドのリカーブクロスボウに、150ポンドよりも低い替え弓を装着することで
ポンド数を下げることができるかというお問い合わせがたまにございます。
結論からいいますと、できません。
実は、120ポンド用、130ポンド用、150ポンド用の替え弓はすべて同じ替え弓になります。
クロスボウ本体の構造により、ポンド数がかわるようです。
つまり、クロスボウ本体を変えない限り、ポンド数はかわりません。
ポンド数を下げたいのであれば
素手で引くと重いので、「コッキング紐」をおすすめします。
コッキング紐を使用することで、素手で引くときは150ポンド(約68kg)のところ
半分の75ポンド(約34kg)になります。(※あくまで目安です)
フルサイズのクロスボウがピストルクロスボウのポンド数まで下がる様な感じです。
実際にコッキングしてみると、素手で引いたときとコッキング紐を使用して引いたときの差は歴然です。
数値上だと約34kgは重そうに感じますが、一般男性ですとほとんどの方が引けるかと思います。主に背筋力が必要になります。
クロスボウで長く遊ぶこと考えると、コッキング紐は必需品です。
■弦を軽く引く コッキング紐
※上の画像や商品名を押すと詳細ページへ移ります。
クロスボウカテゴリ
愛知県のお客様T様より頂いたコッキングメカの改造取付写真です。
かなり興味のある写真かと思います。
もともとコッキングメカは取り付ける機種が限定されていますのでその他の機種に取り付けるにはどうしても加工が必要となってきます。
今回、
150A2に加工して
150A4用のコッキングメカを取り付けられました。
またその加工風景の写真をいただきました。
T様本当に有り難うございます。
取り付けてみようと思う方の励みになると思います。
写真を順番に掲載しています。
また、T様は自宅に射撃スペースまで持っています。非常に羨ましい限りです。
一緒にお送りいただいた写真も掲載させていただきます。
※画像を押すと拡大します。
1.加工風景
2.完成写真
組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
リカーブクロスボウの中で最も重いドローウェイトのあるデザートホークは、購入時から、すでに弦が張られているため、初回の組立は簡単です。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
デザートホークのメンテナンスに関しては、専用の機械が必要となりますので、ご自分で解決しようとすることは難しいです。
当店で購入したクロスボウの場合、ボウユニット(弓部)だけを送って頂ければ、弦の交換が対応できます。※送料や交換品などはお客様負担です。
↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
※組立画像を押すと拡大します。
1.組立の部品です。
2.ボウユニットと本体をドッキングさせます。
3.ボウユニットとクロスボウ本体をボルトで固定します。
4.ボルトが緩まないように裏のネジを締めます。
5.先ほど締めた両側のボルトを緩めます。
6.フットスティラップを挿入し、緩めたネジを再度締めて固定します。
本体は、これで完成です。
7.クイーバーの取り付け部材を本体に取り付けておきます。
8.ちなみにこの部品はこの機種では使いません。(なら入れるな!って話ですね)
9.クイーバー側も取り付け部材をビスでとめます。
10.これでクイーバーが取り付けできました。
取り付けは形状を良く見て挿入し、時計回りにまわして取り付けます。
11.ショルダーベルトを取り付けます。
取り付け部品が既についているので楽です。
取り付け部材を横に押すようにしてずらします。押してもずれない場合はネジを部分を回してください。
12.取り付け穴に通します。
13.取り付けたらギザギザのつまみを回して外れないようにします。
組立の依頼がありますが、なるべくご自分で組立されることをおすすめいたします。
クロスボウは使用していると、必ずいつか弦がきれます。
また弦だけでなく、さまざまな面でメンテナンスを必要となってくるかを思います。
クロスボウをご使用するにあたって、組み立てをご自分で行い最低限の仕組みを理解しメンテナンスされることが望ましいです。
ここでは150ポンドリカーブクロスボウ(WW-150A2)を例に本体部分のみの組立を紹介いたします。
↑画像を押すと、詳細ページへ移ります。
組立は単純な作業で、弦を張る際には2人以上で行います。
弦を張る以外は簡単な作業です。
※組立画像を押すと拡大します。
1.弓の取付け準備
弓の取り付けには下記のような部品が含まれています。
2.フットスティラップの固定
2本のネジで取り付けます。
3.弓の固定
(1)WW-150A2のラバーパットには両面テープが付いています。これを剥いでメタルパットと本体に接着します。
※両面テープがついてない場合があります。
(2)メタルパットの裏面(くぼみのない方)にラバーパットを貼り付けます。
(3)本体にもラバーパットを貼り付けます。
(4)弓の上下の向きに注意して、マウントスクリュー側から、メタルパット、ラバーパット、弓、ラバーパットの順に、本体取付部に弓を挿入し、マウントスクリューで固定します。
(5)弓の両端にリムチップをつけます。しっかりと奥まで押し込んでください。
中途半端に挿している状態ですと組み立てて発射した際に割れやすくなります。
※挿し込むときに物を使うと割れやすくなる傾向があるため、なるべく手でお願います。
4.弦を張る
弓を大きくしならせて弦をかけます。一人ではおそらく苦労するとおもいます。
左右均等にしならせて取り付けないと弓が割れることがあります。
ラジェットベルトなどで均等に弓を曲げながら取り付けても良いと思います。
(
参考ページ)
※弓を折らないようご注意ください。
5.完成
完成です。
リカーブフルサイズクロスボウの組み立ては非常に単純ですが、唯一弦を弓にかける作業が非常に苦労します。
※リカーブクロスボウは、弓に滑車がないタイプです。
その際に、便利が良いアイテムが「組立メンテナンス補助弦」です。
ここではその補助をして一人でも弓に弦をかける事ができるメンテナンス補助弦について紹介します。
下の画像をクリックすると拡大します。
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