結論から言いますと、一部の機種に限り、スコープやドットサイトの装着可能です。
まず、クロスボウのどこに照準を付けるかと申しますと、
下図の赤線で囲んだ部分に取り付けることになります。赤線で囲んだ部分をマウントレールと言います。

マウントレールの横幅が２０mm以上必要です。20mm未満の横幅になりますと、物理的に挟んで固定することができなくなります。
また、固定する部分は前後2か所になっていまして、マウントレールの全長がある程度長い必要があります。

おおまかに分けますと、１０mm幅と２０mm幅があります。
実際に測ると、１０mm幅と言いつつも、１０～１４mmのような感じで、クロスボウの機種によって幅がかわるようです。
２０mm幅は１０mm幅ほどの違いはありませんが、多少異なるようです。

ピストルクロスボウで的を狙って遊ぶときの距離は、１０～１５メートルくらいですので、スコープを付けると逆に狙いづらいかと思います。
ドットサイトには倍率がないので、特に問題ないかと思います。

写真を見てもらうとわかりますように、ドットサイトはマウントレールの全長を余裕ありますが、スコープはマウントレールのギリギリになります。

〇「ピストルクロスボウ　コブラ　80ポンド　175FPS」


※上の画像が「ドットサイト」。下の画像が「スコープ」。

〇「ピストルクロスボウ　ALLIGATOR　標準タイプ　ブラック　80ポンド　185FPS」


※上の画像が「ドットサイト」。下の画像が「スコープ」。

装着したドットとスコープの情報

クロスボウ用　ドットサイト　20mmマウント用　1ドットタイプ★
PerfectLine社製　クロスボウ用　スコープ　4×32　20mmマウント用

・ドットサイトとスコープの違い

クロスボウを購入すると、ドットサイトやスコープなどの照準器を付けたくなる方がいらっしゃいます。
中には、違いがあまり良くわからなくてお問い合わせをいただいていることがあります。
本ページで、少しでもお悩み解決できましたら幸いです。

クロスボウメーカーで扱っているドットサイトは、基本的にボタン式電池を使い、
ドットサイトを覗くと、中央に赤い点が表示されます。
その赤い点を、ターゲットに合わせて狙い撃つような使用方法です。

ドットサイトやスコープが付かないクロスボウは、クロスボウ本体の前後に
フロントサイトとリアサイトがあり、その２つのサイトをターゲットに合わせて狙い撃つ使用方法になります。

クロスボウメーカーで扱っているスコープは、ドットサイトのように電池を使用することはほとんどありません。
スコープを覗くと、数本のライン（レティクル）が見えます。
そのラインを基準にターゲットを狙い撃つような使用方法となります。

ドットサイトとスコープの特徴を説明してきましたが、
ドットサイトとスコープの大きな違いは、倍率の有無です。
当店で取り扱っているスコープは、３～４倍率になります。

ドットサイトを使用する場合、ターゲットまで距離は２０～３０メートルで、４０メールを超えてくると肉眼では狙うことが難しくなってくるのでスコープを使用するような感じになると思います。
※ターゲットの大きさやクロスボウなどによっては、距離が変わってきます。