個々の考えがあるため余計な指摘はしませんが、とにかくねじった方がよいと勘違いされている方もいらっしゃるようです。
これはおそらくスポーツアーチェリーなどをしている方がねじりをいれて弦を組むためだと思いますが、クロスボウも一概に同じとは言えません。
アーチェリーとは弦の長さが全く異なりますし、アーチェリーの弦はもともとねじった上での長さで適合するように設計されています。
クロスボウではむしろねじりすぎにより弦が切れやすくなることもあります。
各メーカーの組立済みクロスボウ(新品)
- PerfectLine → ほぼねじりなし
- ManKung → ほぼねじりなし
- テンポイント → 若干のねじりあり
- バーネット → 若干のねじりあり ※機種によってはほとんど無し
結論
もちろん弦の個々の耐久性品質のバラツキが考えられますので何十回も試さなくては分らない部分もありますが、ねじりすぎは弦が短くなり弦自体に大きな負担がかかり寿命を縮める可能性があることは間違いなさそうです。
目安
150ポンドクラスの長い弦でも最大10回程度(右側5回、左側5回)にとどめておいた方がよいかもしれません。