鳥獣被害対策にスリングショットを活用しよう

2020.02.06

スリングショット

鳥獣被害対策とスリングショット

近年、イノシシやシカ、サルなどの生息域の拡大、狩猟による捕獲圧の低下、耕作放棄地が増加し、農作物の被害が年々増加傾向にあります。実際に地方自治体などでも鳥獣被害対策にスリングショット（パチンコ）を使用しております。

当店にも鳥獣被害対策にスリングショットを購入されるお客様がいらっしゃいます。ここでは、スリングショットが鳥獣被害対策においてどのような効果があるのかについて紹介していきます。

スリングショットは、追い払いなどにとても有効な道具です。
その理由として、離れたところから扱える点が挙げられます。

実際の射程距離は、使用者や環境、機種などにより異なっりますが、飛距離のデータとしては強いゴムの機種で斜めに打ち上げて最大約100mも！水平方向でターゲットに当てる場合は、一般的に10m～20mが目安になるかと思います。

野生動物は危険を感じなければ慣れてしまい、追い払う効果が薄れてしまいますが、スリングショットを使用することで、動物に「危険」を認識させ、継続的な被害を防ぐことができます。

スリングショットは離れた場所から動く動物に命中させる必要があるため、ある程度の練習が求められます。しかし、慣れれば木の上にいるサルなどにも効果的に使用できます。

強力な機種では最大100mの飛距離が出るため、弾の回収が難しいことがあります。鉛害などの環境問題を避けるため、自然分解される陶土弾やスチール弾の使用を推奨します。

飛距離が長いため、使用する際は周囲に市街地や民家がないかを確認し、安全な環境で使用することが重要です。